GROM(JC61前期)に、油温計・電圧計取り付け。「OPMID トップインジケーター M1012BK」
少し前に、XJR400Rに電圧計を取り付けましたが、ついでにGROMにも電圧計をつけておくことにしました。
「OPMID トップインジケーター M1012BK」
電圧と油温の両方をモニターできるというスグレモノ。
しかもGROMには、ほぼボルトオンで簡単に取り付けできるらしいです。
色は、シルバー、レッド、ブラックの三種類ありましたが、とりあえすブラックを選びました。
では、さっそく付けてみよう!
開封しました。
取り付けに必要なものは、全部含まれているようです。
取り付け説明書。
写真付きで、かなり詳しい手順が書かれています。
これなら私でも取り付けできそうですね。
他に、モンキー125用の説明書も入っていました。
タッチセンサーで操作可能。
この商品、かなり昔からあってずっと欲しいなあって思っていたのですが、知らないうちにバージョンアップしていたようですね。
最初にこの商品を見つけたときは、たしか別の場所にボタンを設置して、そのボタンで操作するようになっていたはずです。
それと、電源はヘッドライトのほうから取るようになっていたはずですが、今回購入したものはリアブレーキスイッチのところに配線をつなぐようになっていました。
ですので、よりいっそう取り付けが簡単になっていると思います。
説明書をしっかり読み込んで、だいたい理解したので、実際に作業へ移るとします。
外装を取り外しました。
シートと、左右のサイドシュラウドを外しました。
説明書では、シートカウルの取り外し方も書いてましたけど、説明書を読み込んでみたところシートカウルを外さなくても取り付けできそうだったので、シートカウルはそのままです。
本体を取り付け。
今までのハンドル固定位置がわかるように、テープなどで目印をしておくといいですね。
本体からの配線を取り回していきます。
いったん前方へもっていき、フロントフォークの間を通してから、メインハーネスに沿って取り回していきました。
電源用、アース用の配線を、配線ブーツに通す。
狭くて通しにくいですが、なんとか通せました。
アース用配線を車体に接続。
タンク後方の下にあるボルトに共締めします。
右側のボルトはすでにいっぱいアース線があったので、なんとなく左側に取り付けてみました。
たぶん、どっちでも大丈夫だと思います。
電源用配線を、車体の右側へ取り回す。
ちなみに、配線の接続先は、黄色い枠のところにありました。
ここの配線ブーツ内にギボシ端子があるみたいです。
しかし、このままでは作業できないので…
配線固定クリップを解除。
三角部分を、左右から押し込みつつ引っ張れば抜けると思います。
配線ブーツを引っ張り出して、電源用の配線を接続。
配線ブーツを手前に引っ張り出して、さらに中のギボシ端子を取り出さないといけません。
最初フルードタンクを外さずに作業してましたが、あまりに邪魔なのでフルードタンクを外しました。
そのほうがすごくやりやすいと思いますね。
電源用の配線をつなぐのは黒いほうの配線です。
接続したら、配線をブーツ内に押し込み、元通りに収めておきます。
純正油温センサーのコネクタを外します。
コネクタは、ゴムカバーで見えにくいですけど押すとロック解除できる部分があるので、そこを押し込みながら引っ張れば抜けるはずです。
それと、配線は3箇所ほどガイドを通してあるので、全部外しておきました。
油温信号取り出し用配線を接続。
純正コネクタと同じように4cmのところにクリップを取り付けてから、油温信号を取り出すための配線を接続しました。
ここまで来たら、あとはそれぞれ対応する配線をつなげば動作するはず。
電源コード、アースコードを接続。
接続箇所がそれぞれ余っていますが、他の電装部品を接続するのに利用できるみたいです。
今の所、使いみちはないけど、ちょっと親切な設計ですね。
油温配線コネクタを接続。
これで、配線接続はすべて完了。
あとは、余った配線を処理して、外装を戻すだけ。
と、その前に一応動作チェックしておきましょう。
動作チェック!
問題なく動作しました。
キーをオンにすると、最初は電圧が表示され、約4秒後に油温が表示される仕組みとなっています。
余った配線を、うまく処理しておきます。
うまくとか言いつつ、サイドシュラウド付けたら、入り切らない部分が(笑)
まあ、たぶん問題ないでしょう。
付属のタイラップを使って、各部の配線を固定しておきました。
その後、ハンドルを切っても配線に無理な力がかかっていないかチェックして、問題なさそうなら完成ですね。
OPMIDトップインジケーター、取り付け完了!
これで、XJRに続いてGROMも、電圧管理できるようになりました。
液晶表示もすごく見やすいですし、物自体の品質もすごくいいですね。
基本的な操作方法は、タッチセンサーを3秒間長押しでスクリーンロックを解除。
その後、短押しで、現在の油温→最高油温→現在の電圧、と表示をループしながら切り替えて確認できます。
5分無操作で、スクリーンロックがかかります。
通常は、キーオンで最初に4秒間電圧が表示された後、油温が表示され続けます。
なので、異常がなければとくにいじることもないと思います。
あと、設定変更で温度プログラムを変更できるようになってて、GROMやモンキー125以外にも対応車種がありますね。
(ヤマハ)シグナスX FI、NMAX、GTR、BWS125、CUXI、MAJESTY-S、S-MAX
(ホンダ)GROM、MONKEY125、MONKEY FI、APE FI、SUPER CUB FI、SUPER CUB110、Today FI(AF67)、Dio FI(AF68)、ZOOMER-X、PCX125/150、Sh mode、LEAD125(JF45)、CBR250R(MC41)、CBR125R(JC50)
他にも、キムコにも対応している車種があるみたいです。
ただ、GROMやモンキー125のように、ボルトオンでポン付けできるかどうかはわかりません。
まだGROMのレギュレーター故障はあまり聞きませんが、これからそういう事例も出てくるかもしれません。
バイクへのダメージが大きくなる前に、電圧の異常を知ることができればいいんですけどね。
油温は、何度まで大丈夫なのかイマイチわからないけど、通常走行時の温度を把握しておけば、オーバーヒートしているかどうかの判断ができるのかも!?
とりあえず付けておいたら、何かの役には立ちそうです(笑)
GROMのカスタムとしてもオススメです。