XJR400Rのブレーキキャリパー清掃。（フロント編）
今回は、XJR400Rのブレーキキャリパーの清掃をしてみようと思います。
先にフロントからやることにしました。
ダブルディスクだから左右２箇所やらないといけませんね。
実は、今まで一度もブレーキキャリパーは外したことがなく、パッド交換もしたことないですし、清掃などもやったことがありません（笑）
昔、旧CBR250RRのブレーキホースの交換だけしたことがあります。
でも、もうほとんど覚えてませんね〜
一応やり方は、サービスマニュアルのPDFや、YOUTUBE動画などで予習済み。
なんとか一人でもできそうなので、とりあえずやってみたいと思います。
キャリパーの清掃をやりやすくするためには、キャリパーを分解したり、車体から外したりしないといけませんね。
２箇所ある「割りピン」。
２個とも引っこ抜きました。
この割りピンでパッドピンがズレないように固定されているみたいです。
なので、これを取ることでパッドピンが外れるはずです。
しかし、固着しているためか、パッドピンが取れない・・・ｗ
先にキャリパー本体を外しました。
ボルトを２本外せばキャリパーがフリーになるので、うまいことディスクをかわしてやって手前に持ってきました。
その後、ハンマーで叩いたり、六角レンチで押し出したりして、パッドピンを外すために格闘しました・・・
ようやく「パッドピン」が外れました！
う〜ん、汚い（笑）
あとで磨いて綺麗にしなきゃ。
お次は、「パッドスプリング」。
これも汚れてますな〜
そして、「ブレーキパッド」と「パッドシム」
ブレーキパッドは２枚あるので、両方とも取り出しました。
「ピストン」を見てみると・・・
ちょっと錆びていますね。
では、各パーツを綺麗に掃除したり、磨いたりしていきましょう。
中性洗剤でゴシゴシと〜
洗剤を付けた歯ブラシでくまなく磨き、水で洗い流しました。
いや〜、ものすごく汚れていましたね（汗）
洗剤を入れてた容器は、一瞬で真っ黒になりました。
超久しぶりに使う「ピストンプライヤー」。
http://amzn.to/2n4EI7V
この工具を使ってピストンを回しながら、耐水ペーパーでピストンを磨いてみました。
ペンチではさんでも回せるかもしれませんが、コレでやったほうが楽だし傷つけにくいと思いますね。
磨いたピストン
それなりに綺麗になりましたよ。
ただ、４個あるのでけっこう時間がかかりましたｗ
ワコーズの「ラバーグリース」
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昔に購入して一度も使ってません（笑）
とりあえず、これをピストン表面に塗って、ピストンを出したり戻したりを繰り返してみました。
これでピストンの動きが良くなるといいのですが。
他のパーツも清掃。
やはりパッドピンの汚れを落とすのが大変でしたね。
あとは、元通りに組んで取り付けるだけかな。
右のキャリパー清掃が完了！
ピストンがブレーキパッドに当たる部分や、パッドピンには、アンチシーズを塗っておきました。
多分こんな感じでいいよね？？（汗）
左側のキャリパーも、同じように分解清掃し組み付けました。
やることは同じなので余裕こいてたら、大きなミスをしてしまいました・・・
割りピンを無くしてしまいました。
割りピンを外した際、割りピンも洗おうと思って洗剤の入った容器に放り込んでいたのですが、すっかり忘れてしまって汚れた洗剤ごと排水口に流してしまいました・・・
はあ・・・やっちまいましたよ、トホホｗ
あとでyoshi-wataさんに割りピンを注文してもらうことにしました。
一応、フロントブレーキキャリパーの清掃完了です。
ブレーキは、命に関わる重要なパーツなので、自分でメンテする場合はしっかりとした手順・方法で確実な作業が大切です。
私のやり方を真似て作業するとしても、自己責任でお願いしますね。
なるべく詳しい人に聞いて、教えてもらいながらしたほうがいいでしょう。
少し前にYOUTUBEの動画で、走行中にフロントブレーキキャリパーが外れた、という動画を見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=rKFzLqLP4QQ
ソロツーリング中に、右側のキャリパーの固定ボルトが２本とも外れて落ちてしまい、キャリパーが外れたそうです。
この方は幸いにも重大な事故には至りませんでしたが、かなり危険だったと思います。
しかも、どこかは明らかにしていませんが、お店でキャリパー脱着作業をしてもらった後の出来事らしいです。
そんなこともあるんですね〜怖い・・・
バイクで出かける前には、緩んでいるボルトがないかどうか、チェックしておいたほうが良さそうです。
しかし、割りピンが届くまで、XJRには乗れないですね。
近いうちに、リアブレーキの方も清掃しておこうかなｗ
