ハードディスク交換の罠!?(AFTと非AFT)
先日、友人のパソコン(以前私がつかっていたもの)が起動しなくなり、再セットアップディスクを使ってリカバリしようとしても、「ハードディスクが見つかりません」というエラーが出たとのこと。
もしかしたら、ハードディスクの故障ではないかと思い、友人のPCからハードディスクを取り出して、私の自作PCにつないでみました。
同じく認識されませんでした。というか、まったく動いてもいない様子ですw
やはり、ハードディスクが壊れているようです。
仕方なく、新しいHDD(ハードディスクドライブ)を、amazonでポチリ新品のHDDと交換して、再び再セットアップを試みてみると、インストールは順調に進み、最後に再起動すれば完了・・・
のはずが、
「このコンピューターのハードウェアで動作するようにWindowsを構成できませんでした。」
というエラーが出て、OS(windows vista)が立ち上がらないのです・・・
もう一度、再セットアップをやりなおすようにと出るので、さらに二回ほどやってみましたが、同じ結果(;´Д`)
これは、何か別の問題があるに違いないと思い、自宅でググってみると、原因らしいひとつのことがわかりました。
それは、
HDDには、AFTのものと、非AFTのものとがある、
という点です。
AFTとは、「アドバンスド・フォーマット・テクノロジー」のこと。
アドバンスト・フォーマットとは、セクタサイズを従来の512バイトよりも大きくした4,096バイト(4Kバイト)で
物理フォーマットしたHDDです。
これにより、プラッタ容量を増やし(約10%)、エラー訂正の精度を高めることができるようです。
そして、このAFT仕様のHDDは、2011年頃から出始めたそうです。
今回故障したPCは、2007年頃に購入したNECのデスクトップPC。
「VALUESTAR VW500/L」
当然ながら、使われていたHDDは、非AFT。
Western Digital製で、「WD5000AAJS」という型番。
詳しく確認できませんけど、製造された年代的に非AFTで間違いないでしょう。
下記サイト参照↓
パソコン初心者講座 AFTと非AFT ハードディスク
amazonでポチった新しいHDDはこれ
Seagate製「ST1000DM003」
AFというマークが付いてますね。
これが、AFTのHDDであることを示しているようです。
ただ、これが確実というわけでもなく、ものによってはAFTなのにこのマークのないものもあるので、よく調べる必要があります。
私の自作PCに使っているHDDにも、AFマークがないのにAFT仕様のものがありましたし・・・
ということで、もともと非AFTのHDDだったメーカー製PCに、新しい技術が使われているAFTのHDDに交換すると、リカバリに失敗することがあるようです。
今のところ、リカバリ失敗の原因はこれしか考えられません。
それで、まだ確信はないのですが、これから新たにもう一個、非AFTのHDDを購入し、それを使って再セットアップを試みてみようと思います。
ってことで、さっそくamazonでポチりました!w
Western Degital製「WD5000AAKX」
非AFTのHDDです。
非AFTのものは、かなり少なくなっているみたいですが、まだ売ってて良かったw
さっそく友人宅にお邪魔し、リベンジです!
PCの背面。
小さいネジを20個くらい外して、ようやくHDD交換できます・・・
正直めんどくさい造りですね〜
リカバリに失敗してしまうAFTのHDDを取り出し、非AFTのHDDを取り付け。
両方共新品なんだけどね(;´∀`)
そして、再セットアップディスクを使って、リカバリ開始!
とりあえず、PCからHDDは無事に認識され、リカバリが始まりました。
すべてのデータがインストールされ、最後の再起動の画面。
前回はこの後、エラーが出てしまい、先に進みませんでした。
祈るように「再起動」をクリック・・・・
そして数分後・・・
無事にOSが起動しました!
やはり、原因は私が考えていたとおりだったようですね。
まさか、HDDの造りが原因とは思いもしませんでした・・・
最初に購入した1TBのHDD(AFT)は、私がバックアップ用に使うことにします(^ω^;)
ま、まあ、いつかバックアップ用のHDDを買おうと考えていたので、結果オーライということでww
もしも、同じような状況に陥った方の参考になればと思い、一応記事にしてみました。
ただ、何をするにしても自己責任でお願いしますねw
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