レギュレーターの故障は、マジでやばいです…
この前ツーリング中に故障したXJR400R。
yoshi-wataさんのところで修理してもらいました。
当初は、レギュレータとイモビライザーの交換で済むかと思っていたのですが…
今回、レギュレーターの故障の恐ろしさを知ることになるのです。
新品の純正レギュレーターは、速攻で注文してくれたのですけど、イモビライザーのほうは、ヤフオクで中古のフルセット(キー付き)があったので、それを使って修理してもらうことにしました。
そして、四日後には修理完了の連絡が!
yoshi-wataさん、仕事が早いですね~(笑)
思いのほか、パーツが届くのが早かったようです。
上は、要らなくなった部品たち。
キーシリンダーの交換はすごく大変だったそうです。
ボルトが外せない構造だったため、削って取り外したのだとか。
キーを使う部分をすべて交換することによって、これまではタンクキャップだけ違うキーだったのが、これからは一つのキーで済むようになりました。
これは地味に嬉しいです。
さっそくXJRに乗って仕事に出かけました。
とくに問題なく走れることに、感激です!
でも、ふと気がついたのです。
ETCのインジケーターランプが点灯していないことに…
正常ならば、ここが赤く点灯しているはずなんですけどね。
ETCカードを入れていたら、緑に点灯します。
さらに、ドライブレコーダーも動いていませんでした。
液晶がまったく反応していません(汗)
それで、すぐにyoshi-wataさんに報告。
そしたら、電装パーツにはヒューズが付いてるはずだから、ヒューズが飛んでいるんじゃないか、とのこと。
ETCのヒューズを確認。
わかりにくいですけど、溶けているようです。
それで、手持ちのヒューズを探してみて、1Aのはなかったけど、3Aのものがあったので、付けてみて動作チェック。
ETCは生きてました!
いや~、よかったです。
壊れてたら、買わないといけませんからね。
ドライブレコーダーのほうは、安物の中華製だったためかヒューズが付いてなかったので、完全に壊れているっぽい感じでした。
画質もイマイチだし、そろそろ良いものに替えたかったから、この機会に新調しようかと考えています。
ということで、これで問題なく直ったと思っていました。
が、まだ終わってませんでした。
「グリップヒーター」を付けてあることを思い出したのです。
使えるかどうかさっそく試してみましたが、ダメでした(泣)
スイッチが入りません。
それで、仕事の帰りにXJRでyoshi-wataさんのガレージへ寄ってみて、調べてもらうことにしました。
結果は、電装部品たちの死亡…
これは、USB給電機。
熱で溶けかけています。恐ろしい…
これも買い替えですね…
グリップヒーターも、スイッチ部分がダメになっていました。
ヒューズが付いているので、確認するとやはりヒューズは飛んでいました。
しかし、何度ヒューズを交換してもヒューズが飛んでしまうのです。
試しに、在庫で置いてあった新品の同じグリップヒーターをXJRにつないでみると、正常に動作しました。
つまりは、グリップヒーターも異常電圧の影響で故障していたということです。
ということで、グリップヒーターも交換です。
スイッチ部分のみ、交換しました。
グリップ部分はまだ使えるので、新しいグリップは保管ということに。
これで、ようやくXJRの修理が終わりました。
もう、他に異常がないことを願うばかりです。
レギュレーターの故障による過電圧によって、以下のパーツが破壊されたことになります。
・バッテリー
・ヘッドライトバルブ
・イモビライザーシステム
・USB給電機
・ドライブレコーダー(ヒューズなし)
・グリップヒーター(ヒューズ有り)
後付け電装パーツのうち、唯一生き残ったのはETCのみ。
ヒューズによって守られたんだと思います。
しかし、注目すべきはグリップヒーターが、ヒューズが付いていたにもかかわらず壊れていたことです。
ですから、ヒューズがあるから大丈夫、というわけでもないようですね。
とりあえず、ドライブレコーダー以外はすべて元通りになりましたが、今回の修理代は恐ろしい金額となりましたよ、トホホ…
この記事を読まれたみなさんも、くれぐれもレギュレーターの故障にはご注意ください。
中古で古めのバイクを買ったばかりだとか、そろそろレギュレーターがやばいかなと感じているなら、早めの交換を。
後付けの電装パーツでヒューズが無いものがあるなら、一応ヒューズを入れておきましょう。無いよりはマシです。
あと、レギュレーターは熱に弱いそうなので、ファンを付けるとかエアダクトを設けるとか冷えやすい場所に移設するなどの、冷却対策も効果的かもしれません。
しかし、財布の中身がやべ~ことになったので、これから仕事がんばらないとなあ(笑)