ツーリング時のインカムトークを録音する方法を変更。
去年の角島ツーリングで、初めての試みとしてインカムトークの録音をしてみました。
そのさいは、イヤホンマイクを使用した手軽な方法で録音。
一応録音出来てましたけど、自分の声は骨伝導での録音のためかすごくこもったような声でしたし、イヤホンを耳に付けた状態でヘルメットをかぶるのもすごく面倒でした。
しかも、その一回のツーリングでヘルメットのスピーカーのスポンジのカバーが破れてしまいました…
ということで、録音方法を改善してみることにします。
上の写真は完成したものですが、2個マイクをヘルメット内に内蔵し、ミニステレオ分配器を通してGoProに接続してみました。
と、簡単に書きましたけど、これがなかなか大変な作業でしたw
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・ステレオミニ分配器(サンワサプライ MM-AD21)
GoProをあごマウントで、GT-Airに固定。
購入した延長アダプターを駆使して、ちょうどいい位置に来るようにカメラを固定。
付属のネジだとかさばるので、別途ホームセンターで購入したネジを使っています。
このマウント方法だと、ほぼライダー目線での映像が撮れるから、多くのモトブロガーたちが愛用してますね。
カメラの固定ができたので、あとはマイクを加工してヘルメット内に取り付けていきます。
バッファローのマイクを分解!
300円くらいの安いマイクなので、躊躇なく加工できます(笑)
インカム(B+COM)用のスピーカーの裏側に配置する予定なので、少しでも小さくするために分解しました。
スピーカー位置調整用のスペーサーに穴を開けて、そこに先ほど分解したマイクを取り付けてみました。
ちょっとはみ出るくらいですけど、たぶん問題ないでしょう。
マイク付きスペーサーを入れて、インカムのスピーカーを貼り付け。
スピーカーの裏側から音を取ることになりますけど、そこそこ音は入るらしいです。
実際にテストしてみないとわからないですけどね。
3.5mmのステレオミニプラグの分配器をヘルメットにマジックテープで固定し、スピーカー裏のマイクの端子を接続。
しかし、マイクの配線が長すぎて邪魔です(笑)
これを全部ヘルメット内に収めるのもありかもしれませんが、カットしてつなぎ直して短くしてやろうと思います。
加工部分がヘルメット内に来るように位置を調整してカット。
皮膜を剥いて、熱収縮チューブを先に入れておいてから、配線をはんだ付け。
その後、加工部分に熱収縮チューブをセットしドライヤーで温めてやりました。
はんだ付けの位置をずらしてショートしないようにしてみましたが、きちんと絶縁したほうがいいでしょうね。
あと、はんだの温度が高いと被膜がどんどん溶けてしまいますね…
はんだ付けなんて中学生の授業でやったくらいの経験しかないので、慣れなくて難しいですね。
2個めのマイクも加工して取り付け。
もう一個のマイクは自分の声を撮るためなので、口元に固定してみました。
余ってたB+COM用のスポンジを使って固定しています。
写真の右についてるのは、B+COM用のマイクですね。
ということで、完成です!
これで、GoProの録画と同時に、自分の声とインカムからの音声とを録音できるはず。
試しに、スマホの音楽をB+COMで流しながら自分の声を入れてGoProで録画してみましたが、問題なく撮れていました。
配線加工した部分の耐久性が気になりますが、しばらく使ってみないとわかりませんね。
ツーリング中に断線とか、困るけどw
次のツーリングの時には、この新しい方法で動画を撮ってみようと思います。
早く春にならないかな〜