GROM'13の割れたウインカーを「プラリペア」で補修。
この前、サイドスタンドの沈み込みによって転倒してしまったGROM。
それによってウインカーにヒビが入ってしまいました。
レンズは割れてないし、折れてもいないので、今回は「プラリペア」を使って補修してみたいと思います。
この「プラリペア」というものは、バイク乗りなら多くの人がご存知かと思います。
カウルの割れ、カウルの折れたツメなどを補修するのによく使われているみたいですね。
私は初めて使ってみるので、うまく使えるかちょっと不安ですけど、とりあえずやってみようと思います。
まずは、作業しやすいようにウインカーを車体から取り外してみます。
左右2本ずつあるネジ(黄色矢印)を外し、広げながら手前に引っ張ると簡単に外れました。
ただ、カプラー(赤丸部分)でつながっているので引きちぎらないようにだけ注意です。
あと、フロントフェンダーに傷をつけないようにタオルなどをかぶせておくといいですよ。
カプラーを外すとフリーになるので、あとは部屋に持ち込んで作業を続けることにしました。
左のウインカーのカプラーは橙色ですね。
ツメを押し上げて引っ張れば外れました。
それと、配線を固定している部分も外します。
そうすると、くの字部分のパーツが外れました。
この部分、ほんとはツメで固定されているはずなのですけど、一箇所ツメが折れてました(笑)
このグロム、シュラウドカウルのツメも折れてたし、どんだけ前のオーナーは不器用なんでしょう?
まあいいけど〜
このネジと、裏側にある金属製のプレートとで、ウインカーが固定されていました。
ネジを外したら、配線を傷めないようにしながら各パーツを分解しました。
しかし、この金属製のプレートですが、形がおかしいような??
かなり歪んでいました・・・(汗)
ハンマーをうまく使ってある程度まで修正できたので、これで良しとします。
中途半端に割れているため、歪んでいます。
しかも、どんなに力を入れても戻りませんね〜
完璧には治らないでしょうけど、がんばってプラリペアで補修してみます。
ひび割れ部分をカッターなどでV字にカットし、裏側にテープを貼っておきました。
混合用リキッドを、スポイトで小瓶から小分け用の容器に適量を移し、ニードルを取り付けました。
しかし、かなり匂いがきついですね。
使う際は、換気したほうが良いと思います。
練習ぜずに、いきなりぶっつけ本番でやるのはいけませんね(笑)
リキッド液を粉末に垂らして、粘土状になったらニードルを刺して、盛り付けていくだけなんですけど、慣れていないと難しいです。
自分が欲しいだけの量を取りたいのに、刺す時にリキッド液がどんどん出てきて思ったよりも大きい塊になってしまい、それを盛り付けたらこんな感じに仕上がっちゃいました(汗)
しかも、気温25°だと5分で硬化してしまうので、のんびり時間をかけられません。
時間との勝負でもあります。
盛り付けすぎてしまいましたが、硬化後にヤスリとペーパーがけをして、そこそこ目立たなくしておきました。
くの字パーツにウインカーを固定。
うむ、悪くないです、よね??
歪みは完全には修正できなかったので、隙間がどうしても出来てしまいます。
そこは、金属プレートの曲げ具合で良い状態になるように調整してみました。
これで妥協することにします。
ほとんど気にならないレベルにまで補修できたと思います。
ちょっとしたプラスチックの破損なら、プラリペアで補修できそうですね。
今回はウインカーパーツの色に合わせて黒を選びましたが、他にも白とクリアーがあるみたいです。
補修したいパーツに合わせて選ぶといいですね。
補修した部分の強度も問題無さそうです。
削るのにかなり苦労しましたので。
より強度を上げるなら、金属線を仕込んだり、ガラス繊維を貼ったりすると良いようです。
GROMの純正フロントウインカーは、転倒するとかなりの確率でポッキリ逝くようです。
今回のように、柔らかめの砂利で自然に転倒した場合でも、ひび割れと金属プレートの折れ曲がりが発生しました。
人によっては、もっとコンパクトなものに交換している人もいますね。
まあ、コケなければいいんですけど(笑)
yoshi-wataさんたちが、「24時間耐久四国一周ツーリング」へ出発していきました。
私は、家の改装工事中なのでなるべく家に居たかったので、お留守番です(笑)
もしも、何かトラブル・アクシデントがあった場合は、連絡が入り次第、yoshi-wataさんの軽トラで出動することになるかもしれません。
でも、無事に帰還してほしいですね。
みなさん、お気をつけて〜