XJR400Rの「ブリードスクリューボルト」の交換。
約一年前、XJR400Rを中古で購入した時から気付いていたブレーキキャリパーの「ブリードスクリューボルト」の不具合・・・
これはリア側の写真ですけど、同じようにフロントもゴムキャップが無くなってたり、サビや腐食が見られます。
いつか交換したいなあ、って思っていましたが、ようやく重い腰を上げてパーツを注文し、届いたので交換することにしました。
スマホアプリで調べた時は、フロントとリアのパーツの品番が異なっていましたが、変更されていたらしく同じパーツが届きました。
一個900円くらいするんで、なかなかの出費ですね・・・
「ブレーキフルード」も用意しました。
キャリパーから古いボルトを取り外すと、そこからフルードが漏れてくる、そしてキャリパー内にエアーが混入するはずなので、エア抜き作業用に用意しておきました。
他に準備したもの。
耐油ホースと、トレーと、水の入ったバケツ、など。
水バケツは、ブレーキフルードが付着してしまったパーツを洗い流すためですねw
まずは、リア側から交換開始。
8mmの工具でボルトを緩めたら、片手に新品のボルトを持っておき、もう一方の手で古いボルトを外して、すばやく新品を差し込んで取り付け。
とは言え、緩めていく途中からフルードが漏れ始めたのでキャリパーはフルードまみれになってしまいますね〜
新品ボルトを取り付けできたら、用意しておいた水バケツでキャリパーを洗い流しました。
ということで、エア抜き作業しないといけませんね。
リアキャリパーのエア抜き作業。
キャリパーを車体に取り付けし、8mmのメガネレンチを差し込んでから、耐油チューブをブリードスクリューボルトに取り付け。
それと、リザーブタンクの蓋を開けておき、口の周りにウエスを巻きつけておきました。
チューブの先は、トレーの中に入れましたが、ペットボトルでも良いかと思いますね。
あとは、リアブレーキペダルを操作して圧をかけつつ、ボルトを緩めたり締めたりして、ブレーキシステム内のフルードを排出していきます。
やりながらリザーブタンクの残量にも注意し、油面が底の吸込口に達してしまう前に新しいフルードを足してやります。
最初の方にエアーが出ていきましたが、それ以降はエアーが出てこなかったのである程度作業したら終了。
ボルトをしっかりと締め込み、フルードを綺麗に拭き取って、ゴムキャップをしておきました。
リアのブリードスクリューボルト交換完了!
やっぱり新品パーツはいいですね〜
少し前に清掃しているので、まだまだ綺麗でした。
続いて、フロント側へ。
こちらも、なかなかのサビ具合ですね・・・
左右同時に作業せず、片方ずつ作業しました。
左側は、ブレーキレバーがちょっと遠いので作業しづらいけど、なんとか出来ますね。
すべての作業を終えて、ブレーキレバーを操作して大丈夫かどうか確かめたのですが、レバーを握るたびにリザーブタンクの蓋からフルードがにじみ出てきてしまいます・・・
おかしいなあ、と思い、もう一度蓋を開けてみたら、ダイヤフラムという柔らかいゴムパーツがきちんとカップにハマっておらず、隙間が出来てしまっていました(汗)
ほんとに凡ミスですね〜
正しくはめ直して蓋をしたら、漏れなくなりました。
しっかり各部をチェックしておかないと危険ですね・・・
外したブリードスクリューボルト・・・
う〜ん、これはヒドイ(笑)
もっと早くに交換すべきでしたね。
XJR400Rに乗り換えて、約一年経ちました。
CBR250RRに比べて、かなり重いし、足つき性も悪いし、最初はすごく不安でした。
今では、かなり慣れてきましたし、あちこち修理したり整備したりしてきたので、かなり愛着が出てきましたね〜
実際、このバイクでツーリング行くと、体もラクですし、ハンドリングが素直で乗りやすいバイクだと感じています。
あとは、チェーンの清掃をしたら、ひとまずツーリングにむけての整備は終わりかな。